所長コラム

第24回 「論理的思考力と対人感受性」 整理・整頓 片づけ ―1―  2011.04.07

電気はつけっぱなし、物は出しっぱなし。自分でいうのもなんですが生来の無精者で、
家族並びに周りの人に多大な迷惑をかけてきました。ところがあるとき、ふっとひらめいたものがあって、
3月の確定申告終了時から整理・整頓を始めています。綺麗になったばかりでなく思った以上の成果が
出ていますので、その経緯と気がついた一定のルールなどを綴ってみたいと思います。

1.整理・整頓
〜仮説 整理・整頓は論理的思考力の強化につながる〜


一口に整理・整頓と言われますが、内容は大きく2つに別れると思います。
「整理」とは、必要なものと不要なものとを分け、不要なものを処分(片をつける。)することをいい、
「整頓」とは、必要なものを使い勝手がいいように、見やすく使い易く配置することをいいます。
このような整理・整頓を意識して行うことにより、物事について優先順位をつける能力や判断能力が
身についてきます。これが、論理的思考力の強化につながるということです。
このコラムは連載しますので、その効果などを折に触れてご紹介していきます。


2.整理について
(1)なぜ片付けられないのだろう。
私は整理がなかなかできませんでした(いまでもその傾向が強いのですが)。
その理由を私なりに振り返ってみると、次のような原因が考えられました。
 

1: 洋服など体型が変わり、着れなくなったものでもいずれまた使うかもしれないと思ってしまいこんでしまう。
2: ものの定位置が決まっておらず、すぐに見失ってしまう。そしてまた新しいものを購入する。
3: 郵便物などその場で封をあけて、必要なもの不要なものを区分けすればよいのに、
そのままにしておいて大事な案内に対応できなかったりする。
4: まとめて特定の日に片付けようと思っても、その膨大な量に疲れ果てて途中で放棄をしてしまう。


とりわけ「いつか使える。」と思ってしまい込み、使えないガラクタが増え、
所在がわからずに、また新たに買うと悪循環が整理不能の根源だと考えています。

(2)悪魔のサイフ
こんなたとえ話があります。Aさんが悪魔から「魔法のサイフ」をもらいました。
この「悪魔のサイフ」は金貨が次から次へとあふれ出てくるという、まさしく垂涎(すいぜん)のものです。
Aさんがサイフを開けると次から次へと金貨があふれ出てきます。
ただし、この金貨を使うための条件を悪魔が提示します。それは「そのサイフを川に捨てること。」でした。
Aさんは考えます。
「よし、今日はサイフから金貨を出せるだけ出して、明日川に捨てよう。明日から贅沢三昧だ。」
Aさんは、大金持ちになった夢を見つつ一夜明けます。

翌朝、Aさんは考えます。
「いまサイフを川に捨てると、もう金貨は手に入らない。もう一日待って明日川に捨てよう。」
そして、1年がたち、金貨に埋もれて餓死しているAさんが見つかりました。
これは、人の執着を揶揄した例えで、身につまされるものがあります。
物を仕舞い込む。ため込むというのもこれに近い感覚があります。
この感覚を断ち切ることで心の変化も現れてきます。

次回以降予告
(3)18分間の黄金ルール
(4)ちょっと一休み 人間的発展力
(5)片をつける能力
(6)70%の黄金ルール     
平成23年4月5日(文責 坂部) 続く

前のページヘ戻る

HOME

前のページヘ戻る
前のページヘ戻る