会長コラムCOLUMN

第26回 「相談してみたくなる人」 2011.04.26

連載中の「整理・整頓」は一休み。
今回は「相談してみたくなる人」について科学します。

「お、そうだ、あの人に相談してみよう!」

こんなふうに、言われると誰でもうれしい。会社で相談される人、家庭で子供から相談されるお父さん。
幸せな人生です。今日は、この「スキル」を科学してみたいと思います。
「相談されている人」に共通しているのは、常に自分の周囲に関心をもっていることです。
しかも、思いやりの心をもって。思いやりの心を持つと関心の視点も変わってきて、
相手とのコミュニケーションもスムーズになります。

それともう一つ必要なものが洞察力・先見性といわれているものです。
もう少し判り易く言うと「見識」と言う表現があたるかもしれません。

「見識」を広辞苑で引いてみると
「物事の本質を見通す、すぐれた判断力。また、ある物事についてのしっかりした考え、見方。」とあります。
 
これは、自分の一方的な思い込みや偏ったものの見方を排除したところで手に入れることができるとものと
言われています。仕事でいえば、専門知識等を汲み取った状況のなかで、
過不足なく適切に伝えるスキルのことです。感性(周りに対する心遣い)と知性(知識・技術・技能)との
バランスの取れた人は、明るい 蝋燭の灯に様々なものが集まってくるが如く、人が集まってくるのでしょうね。


参考 潟Aサヒ・ビジネスセンター朝礼研修資料(20110426)
   コミニュケーション・スキル研究所 西村 隆 氏

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