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(発行日 2009年7月6日) 編集・発行 株式会社 アサヒ・ビジネスセンター

代表取締役・税理士  坂部 達夫

「お金」の話をします。その内容は、お二人の経営者から聞いた話を私なりにアレンジしたものです。
Aという経営者は、「お金には色がある。額に汗して作った金と相続などでもらった金とは明らかに色が違う。」。一方、Bという経営者は、「お金は使って初めて自分のものになる。」と言い切ります。これらの発想は、お金を単なる交換手段、つまりほしいものを手に入れるという基本概念をはるかに超えています。具体的な自らの想い・考え方をお金に乗せているのです。これが、生き様にお金が従うということなのでしょう。

 私は、組織を束ねる人の役目は、お金を稼ぐ、集める、使うということにあると考えています。まさしく、お金は経営者に従います。


今月のトピックス

平成21年度の法人税の主な改正について

高田 英子

(1)土地税制の創設

@ 取得した土地等の長期譲渡所得からの1,000万円特別控除制度の創設 
 
平成21年1月1日から平成22年12月31日までの間に取得した国内にある土地等で、その年1月1日において所有期間が5年を超えるものの譲渡をした場合には、その年中の当該譲渡に係る長期譲渡所得の金額から1,000万円(その長期譲渡所得の金額が1,000万円に満たない場合には、その長期譲渡所得の金額)を控除できます。個人の場合も同様となります。

A 土地等の先行取得をした場合の課税の特例の創設
 
個人事業者又は法人が、平成21年1月1日から平成22年12月31日までの期間内に国内にある土地等の取得をし、その取得の日を含む事業年度の確定申告書の提出期限までにこの特例の適用を受ける旨の届出書を提出している場合、その取得の日を含む事業年度終了の日後10年以内に、その事業者の所有する他の土地等の譲渡をしたときは、その先行して取得をした、たな卸し資産ではない土地等について、他の土地等の譲渡益の80%相当額(平成22年1月1日から平成22年12月31日までの期間内に取得をされたもののみである場合には60%相当額)を限度として、課税の繰延べが図られることになりました。(圧縮記帳)


(2)中小企業関係税制

@ 中小法人等の軽減税率の引下げ
 中小法人等の平成21年4月1日から平成23年3月31日までの間に終了する各事業年度の所得金額のうち、年800万円以下の金額に対する法人税の軽減税率が18%(現行22%)に引き下げられました。

A 中小法人等の欠損金の繰戻し還付の実施
 中小法人等の平成21年2月1日以後に終了する事業年度において生じた欠損金額については、欠損金の繰戻しによる還付制度の適用ができることになりました。

*欠損金の繰戻し還付制度とは、前年度は黒字だった法人が、経営悪化などで今年度赤字に陥った場合、前年度に納税した法人税の還付を受けることができる制度です。

B中小企業の交際費課税の軽減
 期末資本金1億円以下等の法人に係る定額控除限度額を、平成21年4月1日以後に終了する事業年度から、400万円から600万円に引き上げられました。
 これにより、中小企業が支出した交際費等については、最大540万円(=600万円×90%)が損金算入できることになります。

 
私の部屋    「 ご先祖様は・・・ 」

 先日法事の為実家に帰った時、本家のおじが、「うちのご先祖様は万木城の落ち武者で源氏系だよ。万木城が落城してしまった為この地に逃れ、土塀を築いて住み着いたので『どべい』という屋号になり、そこから3軒分家(ぶんけ)した内の一軒があなたの実家だよ」と教えてくれました。話を聞いていたら、おじの顔が眼鏡を掛けた落ち武者に見えてきたので不思議です。
 
 全国的には限りなく無名ですが、ネットによると万木城、城主土岐氏は、「隠れた名城」、「隠れた名将」とありました。更に調べると、歴代の城主のなかには南総里見八犬伝で有名な里見氏に娘を嫁がせ、縁故の関係があったようです。今も万木城址には、当時のものと思われる井戸や、落城の時に焼けて炭になった米が、当時の米蔵のあった南側の土中に散在しているんだそうです。
 興味深い話が聞けてとても有意義な一日でした。

あとがき
 定額給付金。皆様はもう受取られましたか?もらう前は小旅行やレジャーに使おうと思っていたのですが、同じタイミングで自転車のタイヤを交換しなくてはならなくなり、さらにバイクの駐車違反をとられ罰金9,000円(涙)。そもそも定額給付金は、景気後退下での住民の不安に対処するため、住民への生活支援と地域の経済対策に資するのが目的なんだそうです。我が家にとっては、生活支援にはなりましたが地域の経済対策にはほぼ無関係な使い道となり、1人分はあっという間になくなりました。    
(編集者:小高・高田・坂本)

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