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(発行日 2010年3月3日) 編集・発行 株式会社 アサヒ・ビジネスセンター

代表取締役・税理士  坂部 達夫

  

 

「志」という言葉があります。広辞苑第5版には、志とは「こころ‐ざし(心の向かうところ。心の目指すところ。)」としています。

 よく我々は「目標」を設定してそれに向けて努力するという表現をします。それを具現化するものが、会社でいえば「経営計画」であり、個人でいえば「生活設計」ということになります。目標がなんであるかは様々ですが、目標は単純に設定しただけでは実現しません。
 その推進力が「志」だと思っています。その目標が心の目指すところであれば実現可能性が高くなります。それを前提として目標を掲げる必要があります。

 さらに言うと、その目標は明るみに属するものである必要があります。なぜなら、「心」は暗いところから明るいところを目指す傾向があるからです。いつまでも、暗闇にいると心身が病んでしまいます。
 
 ちなみに、「心」とは「人間の精神作用のもとになるもの。またその作用。知識・感情・意志の総体。」とあります。ご参考までに。


今月のトピックス

平成22年度税制改正 1
上場株式等に係る配当所得等に対する今後の税制について

税理士 菊池 常雄

 昨年の12月22日付で公表された平成22年度税制改正大綱によれば、現行の上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得に適用されている10%の軽減税率が期限切れとなり、本則税率である20%に戻ることとなる平成24年1月1日以降の配当所得や売買による譲渡所得の課税に対して、少額な株式投資に係るものについては、非課税措置が講じられるとのことですので、現在明らかとされている部分について、その概要をご紹介いたします。

<非課税口座開設に伴う非課税措置の概要>


 平成24年1月1日から平成26年12月31日までの3年間にわたり、各年において個人投資家(20歳以上の居住者に限る 注@)1人につき年間1口座に限り非課税口座を開設できることとなりました。

 この非課税口座は、金融商品取引業者等の営業所(以下「金融機関」といいます)に対して「非課税口座開設届」を提出して開設できることになりますが、開設を希望する場合は、前年の10月1日から開設年の9月30日までの間に金融機関を通じて税務署長に「開設確認書」の交付を申請しなければならないとされ、その確認を得て開設できることになります。

 この非課税口座を活用できるのは、非課税口座を開設した年に金融機関を通じて新たに取得した上場株式等(注A)の対価の合計額が100万円を超えない範囲内とされ、100万円に満たない場合に、その未使用の金額部分を翌年以降に繰越したり、または譲渡した場合にその譲渡した金額部分の枠を再利用することはできないとされています。

 

 そして、この非課税口座内における上場株式等に係る配当金や譲渡による譲渡所得について、所得税・個人住民税とも非課税措置が講じられることになるわけです。
 なお、非課税口座内の上場株式等の譲渡による損失金額は、法令の規定の適用上、その損失額はないものとみなされることになるようです。

 この非課税口座の開設は、上記1のとおり平成24年から平成26年までの3年間に限られていますが、非課税口座を維持できるのは開設の日の属する年の1月1日から10年以内とされ、この期間内に受ける配当金等や譲渡による譲渡所得が非課税扱いとなるわけです。


 注@ 居住者とは、

@日本国内に住所を有するか、またはA現在まで引き続いて1年以上居所を有している個人をいいます(所法2@三)。

 注A 非課税口座の対象となる上場株式等の範囲は

上場株式や公募投資信託で、配当所得等について現行の軽減税率10%(所得税7%、住民税3%)が適用される範囲(措法8の4等)と同様のものとされています。  

私の部屋    「 我が家にワンちゃんがやってきた! 」

 部屋の中でさえ息が白くなりそうな2月のはじめ、新しい家族が増えました。ミニチュアダックスのオス、レオン君です。まだ生後2ヶ月の彼は体力がないため日中眠ってばかりいますが、自分と目が合うともう大変です。コロコロと石ころが転がるようにじゃれてきてとても人懐こいのです。

 愛らしいとはまさにこの事なのだろうと思います。家族揃って彼に夢中な日々が続いています。

 皆様にこの3月号が届く頃には、次の季節の足音も聞こえてくる頃でしょう。春は出会いの季節と言いますが、我が家には一足早く春が来たようです。

あとがき
 のどの痛みや微熱程度でもすぐに内科にかかるほど医者好き(?)な私ですが、歯医者だけはだめです。銀歯が取れてしまい、数年ぶりに歯科医院で治療を受けていますが、案の定あちこち悪い箇所を指摘され、かなり凹みました。でも先生からは「銀歯が取れて良かったね。治療するきっかけができたんだから。」と言われました。確かにその通りだと頭では分かっているのですが、毎回予約の日が近づくとサボりたい気持ちでいっぱいになります。(歯科関係の皆さまごめんなさい)(坂本)  

(編集者:小高・高田・坂本)

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