ABCネットニュースNETNEWS
(発行日 2010年4月6日) 編集・発行 株式会社 アサヒ・ビジネスセンター
はじめに
代表取締役・税理士 坂部 達夫
人生はよく航海に喩えられます。目的地に向かって舵をとっていくのですが、なかなか思うようにならない。ままならない状況は、外部環境と内部環境に分けられると思います。外部環境は嵐であることもあれば、凪であることもあるでしょう。あるいは港の状況の場合もあります。内部環境は、乗組員の健康や性格であったり船の状況であったりします。船長は、常にこの2つの環境に気を配り、目的地への最も好ましい航路を考えます。大きな航海の中の一シーンにとらわれると、船は海の藻屑となる可能性があるのです。われわれに外部環境を変えることはできませんから、できることは2つ。目的を常に明確にしつつ内部環境をととのえることです。
経営者に引き直してみると目的は会社の使命、内部環境は経営管理。この2つを整えて100年に一度の不況に立ち向かうということになるのでしょう。そしてその先には穏やかな航海もあり、事故もあったりすることを胆に落としておく必要もあります。
今月のトピックス
平成22年度税制改正 2 |
税理士 菊池 常雄 |
1.現行制度の概要 注1 「住宅取得等資金」とは
2.改正点の概要 昨年の12月22日付けで公表された平成22年度税制改正大綱によれば、次のように改正されることになります。 (1)適用期限が1年延長され平成23年12月31日までに贈与を受けた場合が対象で、 平成22年中に住宅取得等資金の贈与を受けた場合は1500万円 平成23年中に住宅取得等資金の贈与を受けた場合は1000万円 (2)ただし、特定受贈者の要件として新たに所得制限が付加され、贈与を受けた年の そのため、平成22年中に住宅取得等資金の贈与を受けた場合には、
注 「合計所得金額」とは 次の@とAの合計額に退職所得金額、山林所得金額を加算した金額です。 @ 事業所得、不動産所得、利子所得、給与所得、総合課税の配当所得、短期譲渡所得及び雑所得の合計額 A 総合課税の長期譲渡所得と一時所得の合計額
3.適用要件とその手続き 本特例の適用を受けるためには、原則として
|
私の部屋 「 メガネを買いました! 」
2年程前から何となく違和感を覚えていましたが、視力が落ちるとこんなにも世界が変わってしまうとは・・・。 そんな中、運転免許の更新がありました。視力検査をギリギリでパスし、何とか更新することができましたが、一応運転用に眼鏡を作りました。 普段から目つきの悪い私ですが、よく見えなくなったため、気づくと眉間にしわを寄せて歩いていることが多くなりました。町で私を見かけた際、挨拶もしないで睨みつけているように見えたとしても、お気を悪くしないでください。 |
あとがき
先日、あるお客様の会社の経理担当の方(女性)と食事する機会がありました。
その方は私の親にも近いご年齢なのですが、元気元気!何しろパワフルなんです。話の中で「新しいことや分からないことができるようになるってワクワクするわよね!」言われてハッとしました。仕事に対してこれほどまでのポジティブ思考、見習わなくてはいけないと感じました。(坂本)