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(発行日 2013年3月4日) 編集・発行 株式会社 アサヒ・ビジネスセンター

代表取締役・税理士  坂部 達夫


 仕事を円滑に行うための大原則に「報告・連絡・相談」があります。私は、「報告」は義務、「連絡」は思いやり、「相談」はお互いの成長と捉えています(その根底にあるのは相手を思いやる気持ち)。


 ところで、これは部下から上司に対してなされるものと捉える傾向があります。実はそれは一面で、会社の運営上は、上司が心がけなければならない事柄なのです。部下に「なぜ、報・連・相をしないのだ。」という言う前に、上司が「報・連・相を受けやすい環境を作っているか」を常に振り返るべきであると考えています。

今月のトピックス

外国人雇用の動向と留意事項

中小企業診断士  伊藤 恒人

  

1.外国人雇用のデータ


 
厚生労働省がまとめている外国人雇用状況のデータ(注)を見ると、2012年10月末の時点で、外国人労働者を雇用する事業所数は119,731事業所、外国人労働者数は682,450人となっており、2008年10月末のデータと比較すると事業所数は1.5倍、労働者数は1.4倍になっています。

 国籍を見ると、中国(43%)、ブラジル(15%)、フィリピン(11%)などの構成割合が高くなっていますが、その他の国も上昇しており、さまざまな国から労働者が流入するようになっています。


(注)http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/gaikokujin-koyou/06.html



2.外国人留学生の就職


 外国人留学生は約14万人在籍しており、10年前の1.4倍。卒業後に日本で就職する人は約1万人で10年前の3倍に増加しています。


 就職情報サービスのマイナビの新卒内定状況調査では、2013年3月に卒業する外国人留学生を採用する予定の上場企業は33.5%で、前年から6%以上増加しており、来年度はさらに増加するという調査結果が出ています。


 採用の理由としては、・国籍に関係なく優秀な人材を確保するため、・職務上、外国語の使用が必要なため、・事業の国際化に資するため、・外国人ならではの技能や発想を採り入れるため、などが挙げられています。


 このように、外国人の雇用は、企業のグローバル化に伴い年々増加しており、大企業だけでなく中小企業にも確実に広がっています。


3.外国人雇用の留意事項

 こうした背景の中で、厚生労働省では、「外国人労働者の雇用管理の改善等に関して事業主が適切に対処するための指針」を定めています。その中で、主要な以下の2点をご紹介します。

(1) 在留資格の確認

 外国人が日本で働くためには、就労可能な在留資格を有している必要があります。就労目的の在留資格は、教授、芸術、宗教、報道、投資・経営、法律・会計業務、医療、研究、教育、技術、人文知識・国際業務、企業内転勤、興行、技能となっています。
 就労目的の他に、法務大臣が認めた永住者、永住者の配偶者等、日本人の配偶者等、法務大臣が認めた定住者という身分に基づいて在留する人は活動に制限がないため、報酬を受ける活動が可能になります。
 留学、家族滞在という資格は、就労が認められていませんが、資格外活動許可を入国管理局に申請して、本来の在留資格の活動を阻害しない範囲で報酬を受ける活動が許可されます。その他、特定活動と技能実習という在留資格の場合には、内容によって就労が可能な場合があります。


 外国人雇用時には、在留資格の確認が重要なポイントになります。

(2) 雇用状況の届出

 外国人を雇用した場合、事業主は外国人労働者の氏名、在留資格などについて、ハローワークへ届け出ることが雇用対策法により義務付けられています。その対象者は、在留資格が、外交、公用以外の人で、雇用保険の被保険者か否かによって届出の様式などが異なっています。雇用保険被保険者の届出事項は、(1)氏名、(2)在留資格、(3)在留期間、(4)生年月日、(5)性別、(6)国籍、(7)資格外活動の許可の有無、(8)雇入れに係る事業所の名称と所在地、(9)賃金その他の雇用状況に関する事項、(10)住所、(11)離職に係る事業所の名称と所在地。(10)と(11)は離職時に提出します。被保険者でない場合は、上記の(1)〜(7)になります。

 この届出によって、冒頭1の統計データが公表され、外国人雇用の動向が把握されています。なお、雇用保険、社会保険の適用対象者の要件は日本人と同様です。

採用時に慌てないように、上記の留意事項などは事前によく確認し、さらに不明な点は、行政書士、社会保険労務士などの専門家に相談することをお勧めします。

私の部屋    「 我が家のペット 」

 私は幼い頃から犬が好きで、ずっと飼いたいな〜と思っていましたが、母親が動物嫌いのため、犬を飼うことができませんでした。

 私が世話をすることを条件にやっとOKがでて、ブリーダーの所に犬を見に行こうとしていたところ、我が家の車庫で野良猫が3匹の猫を生んでしまいました!!

 さすがに生まれたばかりの子猫を追い出すことはできないので、しばらく犬を飼うのを延期にしたのですが、子猫の様子を毎日伺っているうちに段々と情がでてきてしまい、犬を飼うことを断念。我が家でこの猫たちを飼うことにしました。

  それから約9年の年月がたち、動物嫌いだった母も今ではすっかり溺愛してます。3匹中2匹が糖尿病になってしまい医療費負担が大変ですが、我が家の大事な家族の一員となっています。毎日猫たちに癒してもらっています。

あとがき
春の足音がそろそろ聴こえはじめる今日この頃。何か新しいことを始めようかと考えている方も少なくないのではないでしょうか。

坂部会計も心機一転、10年以上働いてくれたホームページをリニューアルしました。初代のDNAを受け継ぎながらも、より発展的な内容にしていこうと職員一同ワクワクしています。仕事の合間に見ても怒られない内容ですので、息抜きに是非ご覧ください。情報は力です。思わぬヒントが見つかるかもしれません。(坂部啓)。


(編集者:小高・高田・坂本・佐藤・坂部啓)

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