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(発行日 2014年8月8日) 編集・発行 株式会社 アサヒ・ビジネスセンター
はじめに
代表取締役・税理士 坂部 達夫
自分の言いたいことがきちんと相手に伝わるかどうか。これは私共のような、いわゆる専門サービス業者にとって常に意識しなければならない重要な事柄です。犯しやすい過ちは、相手の状況をしっかり洞察せずに、こちらの思い込みで説明等をはじめることです。「相手のことを考えて説明しているのだ。」などと思いこんでいるときは、まず、ただの独りよがりに終わっていて、しっかり伝わっていないと思っていいでしょう。伝えるべき事柄は、まず相手の心のポジション(心の境涯)によって、ストレートに伝わらないということを知る必要があります。
古歌に「手を打てば、鳥はとびたつ、鯉は寄る、女中茶を持つ 猿沢の池」というものがあります。相手が、「欲深い気持ちに陥っているのか」「疑っているのか」「平静な気持ちでいるのか」を察知し、それに合わせて、じっくりと、場合によっては端的に話を展開する必要があります。同じ柏手でも、相手の状況によって受け取り方が違うからです。
それにしても、我々専門サービス業は、相手の心のポジションはどうあれ「説明責任」という法律上の義務が課されているのがつらいところです。
今月のトピックス
絶対に達成する技術 |
株式会社ネットマン 代表取締役 発明家 永谷研一
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目標を達成するには「根性」も「やる気」も関係ありません。必要なのは「技術」です。筆者は、長年企業の人材育成に携わってきました。
また教育・研修の後の職場での行動の実践状況をモニタリングしてきました。
(日米で特許取得したITシステムを活用)
のべ12000人のデータを分析して分かったことは、いつも目標を達成する人たちには共通する習慣があることです。そこで「絶対に達成する技術」として誰もが簡単に目標達成できる人になれるように、5つの技術に体系化させました。この技術を学び実践することで誰でも身につけることができます。
この5つの技術は、「PDCFAサイクル」と言います。
技術1 P(Plan) 目標を立てる技術
技術2 D(Do) 行動を続ける技術
技術3 C(Check) 行動を振り返る技術
技術4 F(Feedback)人から吸収する技術
技術5 A(Action) 行動を変える技術
さて、では順番に説明して行きましょう。
(1)目標を立てる技術 (P)
あなたは、目標を立てるときどんな目標を立てるでしょうか?「仕事」「生活」「健康」「恋愛」において、
いろいろな目標があると思います。目標達成する人の目標には必ず以下の2つがあります
・達成期限 と ・数値目標
です。この2つが含まれない目標は、目標とは言えず単なる「願い」です。
いくら星に願っても叶うことはないのです。
(2)行動を続ける技術(D)
目標達成する人と目標達成できない人の違いは簡単です。達成するまで行動を続けるか、途中で止めてしまうかです。そこで、行動計画をするときに「継続しやすい行動」を作ればいいわけです。
要は一回やったら終わりの「やること」を計画するのではなく、行動し続けることである「行動習慣」を計画するという考えです。そのためには、まず行動するタイミングに工夫が必要です。タイミングは「ついでに」で計画して下さい。たとえば「通勤電車の中で (通勤のついでに)」、「お客様と会うたびに(会うついでに)」、
「朝礼が始まった直後に(始まったついでに)」と、何か既に習慣化している行動にくっつけて行うのです。
また、行動した結果、周りの人から見えるように計画することも大切です。一人でそっと止めても誰にもバレない行動計画は続きません。
「参考書を読んだとき、疑問点を掲示板に書く」、「ユーザーの要望を聞き、朝礼で発表をする」など、アウトプットして他者に見える化するのです。すると、周りからフィードバック(後述)されやすくなり行動を継続することができるのです。
(3)行動を振り返る技術(C)
計画通り行動した、しなかった、どちらも貴重なあなたの経験です。経験しっぱなしにしては何も学ぶことができません。一週間に一回、前週にあった小さい経験を「深く振り返る」ことによって自分で気づき成長する力をつけることができます。行動を深く振り返ることを「内省」と呼びます。
具体的には300文字程度の自己分析文を以下の4点で書きます。
・具体的に何があったのか。
・それはなぜ起きたのか。
・その結果、自分はどう感じているか。
・次に似たことおきたらどんな工夫をするか。
「できた」と思ったことでも、「本当にできたと言えるのか?」、「もっとよりよい方法があったのではないか」と思考します。
これは、専門的には、クリティカルシンキングといい、自問力を鍛えるには最高の自分への問いかけとなります。
次号に続く
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私の部屋 「 フットサル 」
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今年に入ってからフットサルを始めました。
フットサルは、サッカーの縮小版で、人数は5人対5人、コートはバスケットボールで使用されるコートと同じくらいの大きさで行います。
毎月1回、各地のフットサル場で開催される大会に出場し、豪華優勝賞品を目指して様々なチームと熱い試合を繰り広げています。試合結果は良かったり悪かったりと様々ですが、日ごろの運動不足やストレスの解消の場となっています。
今度出場するお台場にあるフットサル場の大会優勝賞品は、なんと・・・大江戸温泉の入場券!相手チームが弱いことを祈るばかりです。
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あとがき
しばらくぶりにNHKの大河ドラマにはまっています。最初は主人公を演じる俳優さん目当てだったのですが、激動の時代のストーリー展開に次第にひきつけられるようになってきました。小学校の社会科で日本史を勉強中の娘とともに、戦国時代に想いを馳せながら毎週楽しみに見ています。(坂本)
(編集者:小高・高田・坂本・坂部啓)