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(発行日 2018年1月11日) 編集・発行 株式会社 アサヒ・ビジネスセンター

−平成30年 年頭所感−

代表取締役・税理士  坂部 達夫

 新年明けましておめでとうございます。
 


 本年も皆様にとって輝かしい年となりますようご祈念申し上げます。
 皆様に満足していただけるサービスをご提供できるよう、職員ともども精進してまいります。お気づきの点がございましたら、何なりとご指摘・ご要望賜りますようお願い申し上げます。以下は、年始の社内挨拶を文書化したものです。ご一読いただければ幸いです。


<税理士業界の展望と弊社の方針>                       

1.「消える職業」「なくなる仕事」

 2013年にオックスフォード大学のオズボーン准教授が「雇用の未来」という論文で、10年〜20年後に、AIやロボット技術の進歩により、機械などにとって代わられる職業を予測しました。
 例えば、バーテンダーという職業は、コンピューターにとって代わられる確率は77%。無人で走る自動運転車は間違いなく、タクシーやトラックの運転手の仕事を奪うといいます。
 オズボーン准教授は、その論文の中に、100種の「消える職業」を予測しています。2017年8月に、週刊現代において、その主な「消える職業」が取り上げられましたが、その21番目に「税務申告書代行者」、そして26番目に「簿記・会計・監査の事務員」が掲載されていました。


2.何が残るのか

 「主な消える職業」に取り上げられた「税務申告書代行者」が行う業務は、税理士法2条に規定される税理士の独占業務のうち、税務書類の作成にあたります。また、「簿記・会計・監査の事務員」の行う業務とは、今の弊社でいえば、各種財務システムを活用して行う巡回監査をいいます。
 仮に、これが消滅する仕事だとすると、我々の業界で残る仕事はなんでしょうか?
 それは、「税務相談業務」と会計監査の延長線上にある「問題解決支援業務」だと思うのです。私は、どんなにAI(人口知能)が進んでも、複雑に変化する経済環境や生活環境を予測し、適切な解を出すのは、やはり経験や情緒を有する「人」でしかできない仕事だと思います。AIで問題解決することが難しいのは、環境が思い通りにならずに変化し、確固たる答えがないからです。極端にいうと「人」が出す判断とAIが出す判断が違っていても、「人」の出す判断が正解ということもあるはずなのです。
 もう一度言います。今後残っていく業務は、「税務相談業務」、そして会社経営や日々の生活の「問題解決支援業務」です。


3.残る仕事の背景にあるもの

 残る仕事は「人」でしかできないもの。弊社はそのような「人」を育てていきます。そのため、わが社の経営理念の〔2.基本姿勢〕には次の3つの項目を掲げています。
(1)正直で謙虚であること。
 これは、人に対してももちろんですが、本来は自分に対して求められるものです。考えてみて下さい。人に嘘がつけても自分に嘘はつけますか。自分はすべて知っているからこそ、自分に正直に謙虚にあるべきなのです。
(3)広く物事に関心をもち、見識の培養に努める。
 当たり前のようですが、これは専門家として結果を出すための土壌づくりです。不断の努力で、見識を積み重ねていく必要があります。


4. 30周年行事に向けて

 来年の平成31年は、事務所開設30周年の節目となります。各種厚生行事、経営計画発表会、記念式典等をこの秋口から企画・実行していきます。この行事を通して、弊所の過去と未来を多くの人に知っていただきたいと思っております。
 わが社の経営理念の〔3.行動指針〕には、「顧客とともに作り上げる姿勢」、「段取り、根拠、説明を意識する」、「業務の質の担保」、「報告・連絡・相談の徹底」が謳われています。
 また、〔4.業務指針〕における「法令遵守」、「提携先と連携した総合的な支援」、「計画の策定と実行支援」は今後も風化することのない仕事の道標となっています。

 以上の指針を踏まえた我々の仕事に対する考え方・取組みを、より多くの方に知っていただくことを意識した1年としていきたいと思っております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


私の部屋    「初めまして」

 11月より入社いたしました、飯塚 健太(いいづか けんた)と申します。
 出身は新潟県で、幼いころより甲子園を目指して野球を続けてきました。東京には大学入学と同時に出てきました。大学卒業後は大手カフェチェーンに就職し、店長としてコーヒーとともに時間と空間の提供もしてまいりました。
 この度は、まったく異なる業種への転職で分からないことだらけですが、先輩方のご指導と温かいサポートの元、頑張っていきたいと思います。そして、人としても成長していけたらと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

あとがき
 今年も晴れ晴れとした青空と富士山を見上げ、元旦を迎えることができました。新年には目標を立てる方も多いと思いますが、私の目標は、子供たちとの富士登山です。少々渋っているので、一緒に行ってくれるようお正月から説得にあたっています。その前に私の体力も心配です。実現に向けて体力作りから頑張りたいと思います。(梅)

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