ABCネットニュースNETNEWS
(発行日 2024年1月15日) 編集・発行 株式会社 アサヒ・ビジネスセンター
今月のトピックス
-令和6年 年頭所感- |
税理士法人 坂部綜合会計
代表社員 坂部 啓太
令和6年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
(本稿は、弊法人の年頭の挨拶として職員に対し発信した内容です。)
《基本姿勢について》
1.専門家であると同時にサービス業であることを忘れない
税理士業務は専門業務であることに疑いの余地はなく、我々は会計・税法の知識経験を期待されお客様から顧問契約を頂いていることに間違いありません。そのため毎年行われる法改正の情報収集だけでなく自身が担当しているお客様の顔を思い浮かべながら法改正による影響を実務まで落とし込まなければなりません。
さらに決算書の作成や申告書の作成では計算ミスがあってはいけませんので日々処理をするたくさんの反復計算についても慎重に行う必要があります。
このように高度な専門性が求められる仕事でもあるのですが、同時に我々の仕事は“サービス業”であることを忘れてはいけません。
お客様がいったいどの様なニーズをお持ちなのか、それに対して我々はどのような手段を持ち合わせていて、どのような支援ができるのか。お客様のことをよく考えたうえでの提案・仕事でなければせっかく高い専門性や緊張感を持った仕事をしていても通り一遍の仕事になってしまいがちです。
2.当たり前のことを当たり前に親身な対応を
“ドリルを買いにきた人が欲しいのはドリルではなく『穴』である”といった有名な話があります。これは、マーケティング界の格言のような話で、アメリカの経済学者レビットの著書『マーケティング発想法』(1968年)で紹介されたものです。
お客様が本当に欲しいものは何か?本当にドリルなのか?他の代替手段でもお客様のニーズを満たすことができないのか(例えば店頭で穴をあけてあげるなど)をよく考えてみることが大切という格言なのですが、税理士業務においても同じでお客様はなにも複雑な税法の条文を理解したいというわけではないと思います(当然そのような勉強熱心な方もいらっしゃるかもしれませんが)。やはり我々に対しては、坂部綜合会計に任せて安心、頼りになる。困ったことがあればすぐに聞けるなどといったことを期待されている方が多いのではないかと思います。そのご期待に沿うためにはお客様と日々コミュニケーションをとることが本当に大切だと思っています。
よく税理士は中小企業のビジネスドクター、社長の善き相談相手であるべきなどと言われます。表現の仕方は沢山ありますが本質的には“他人事ではなく親身に対応させていただく”これに尽きると思います。
お客様と直接お会いする。顔を見てお話を聴かせて頂く。仮説をたてて、専門家としてお客さまのニーズを汲み取りきちんとした提案をする。この当たり前を大事にすることを改めてこの1年間意識的に取り組んでいきたいと思います。
3.諦めず粘り強く取り組むことの大切さ
長年仕事をしているとなんとなく分かってくるのですが、今日やったことが、明日結果としてでてくることは稀で大抵自分でも忘れたころに結果としてかえってくることが本当に多いです。花と一緒で、種を植えて明日花が咲くなんてことはまずなくて、社会人1年目が明日立派な社会人になることもありません。長い時間が必要です。
ただ種を植えなければ芽はでませんし、何かしらの行動をしなければ成果につながることもないです。その過程はたいてい地味で面倒なものですし、多分に失敗やストレスがついて回ります。それでも諦めず粘り強く取り組むことで報われることも多いのも事実です。
未知の取り組みであればあるほど上手くいかないことは当たり前、長い間結果がでないこともざらにある一方でその取り組みを継続することの大切さを理解していますので、そのような姿勢で事務所を運営していきたいですし個人の取り組みを応援していきます。
|
|
|
|
|
私のオススメ 「 沿線食堂 」
|
|
|
東京スカイツリーのひざ元に住んでいる私は、知人や親戚から美味しいお店を尋ねられることが多く、以前はソラマチとかレストラン街の有名店を案内していました。でも、当日混雑したり待ち時間が長かったりして諦める事も多かったので、最近は近郊の穴場的なお店として『沿線食堂』を案内するようになりました。
『沿線食堂』は東武線沿線の地元に愛されるソウルフードを一堂に楽しめる店として、春日部ラーメンやひもかわうどん(新桐生)などのメニューが並んでいます。東京スカイツリーから徒歩で数分のミズマチにあり、小さいお子さんからカップルまでゆったりできて、炊き立てご飯がとても美味しいので知人や親戚に喜ばれています。 是非、皆様もお試しください。
沿線食堂/ミズマチ (ensensyokudo.jp)
|
あとがき
代表の交代、事務所の移転と変化が続きましたので、ABCネットニュースも新しく「私のオススメ」コーナーをスタートさせました。皆さんにとっても嬉しいプチ情報をお届けできればと思っています。こんな情報もあるよという方はぜひお知らせください。お待ちしています。(喜志)